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・飼育初日 ヤモリをつかまえてウキウキワクワクしていることと思いますが、当のヤモリにそんな余裕はありません。 もちろん食事も喉を通りません。餌を無理やり口元にピンセットで持って行っても怖がるだけです。 どうか、環境になれるまでそっとしておいてあげてください。 水は体にかからないように、そっと壁に霧吹きして与えます。
・一晩経過 とりあえず生きている餌を入れて様子を見ます。 「見ます」と言ってもジーっと見ていると怖がって出てこられないので、「次の日になって餌が消えてたら順調」くらいの気持ちでいましょう。
・餌を食べないとき まず、無理やり食べさせようとしても嫌がられるだけです。 健康なヤモリなら何も食べなくても何週間も生きていけます。 まずはあせらず、気長に。
そして、何日しても餌を食べている様子がないときは飼育環境を見なおしてみてください。 寒すぎる、あるいは暑すぎる、のどが渇いている、逆に水浸し、何度も覗きこまれてストレスを感じている、多頭飼いで一匹あたりのスペースが狭いなど、何か原因があるはずです。 あとは、餌の種類や大きさを変えてみるのもいいかもしれません。 こちらが餌のつもりで与えていても、当のヤモリがそれを餌と認識していないこともあるみたいです。
なお、どうしても食べないようなら、その子は飼うことに向いていない個体です。 あまり弱らせないうちに逃してあげましょう。 どうしても飼いたいなら他の子を探しましょう。 ちょっとコツさえつかめば、ヤモリは意外といっぱい見つかります。
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